11文字の殺人




作品の概要

11文字の殺人

フリーライター・川津雅之が殺された。
彼は自分が何者かに狙われていることを悟っていた。

雅之の恋人で女流作家の「あたし」は
友人で担当編集者でもある萩尾冬子と共に真相を追求する。

調査を進めるうち、過去に起きたクルージングツアーでの
海難事故が関係していたことを突き止めるが…。

意外な結末が用意されている本格長編ミステリー。

補足情報

1987年に初刊行、1990年に文庫化
2011年に永作博美主演でドラマ化(フジテレビ・3週連続スペシャル第1弾)
ドラマの感想はこちら ⇒ 【ドラマ】11文字の殺人

主な登場人物

あたし:女流推理作家
川津雅之:「あたし」の恋人・フリーライター
萩尾冬子:「あたし」の担当編集者で友人
川津幸代:川津雅之の妹
新里美由紀:カメラマン
山森卓也:「山森スポーツプラザ」の経営者
春村志津子:「山森スポーツプラザ」の事務員
石倉佑介:「山森スポーツプラザ」のインストラクター
山森由美:山森卓也の娘
山森正枝:山森卓也の妻
村山則子:山森卓也の秘書
金井三郎:「山森スポーツプラザ」の従業員
古沢靖子:山森が主催したクルージングツアーの参加者
坂上豊:山森が主催したクルージングツアーの参加者
竹本幸裕:山森が主催したクルージングツアーで海難事故に遭い死亡
竹本正彦:竹本幸裕の弟

感想

最初は正直、あまり期待はしていませんでした。

でも読み進めていくうちに、どんどん引き込まれていったのを
覚えています。

主人公の女流作家である「あたし」という人物が
特にキレ物という訳でもなく、
特に情熱があるわけでもなく、
なんかすごく平凡で、
逆にそれで好感を持てたという感じでしょうか。

突出した部分がないんですよね。

なんでこの人が主人公で、真相を突き止めてるんだろう?
ってちょっと不思議な気分になりました。

ちょっと残念だったのは、
恋人を殺されたことに対する感情表現が少なかったことかな。
なんか淡々としてたような気がします。

真剣じゃなかったらこんなもんなんでしょうか?

でもその恋人の死の真相を探るために
平凡な作家の女性が走り回る姿が面白かったですけどね。

ラストもそれなりに楽しめました。
意外性も十分にあったんじゃないかな、と思います。

ただ、このタイトルはいかがなものでしょうか。
元々、東野さんは別のタイトルを用意してたそうですが、
出版社の意向で「11文字の殺人」となったようです。

元々の東野さんのタイトルの方が絶対よかったと思うのですが…。

「11文字の殺人」って微妙だなー、と思いました。

内容がいいだけに残念な点ですね。

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆

関連記事・ページ
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【ドラマ化情報】フジテレビ東野圭吾3週連続スペシャル



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2011年3月27日 | コメント/トラックバック(7)|

カテゴリー:本の感想

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  1. 11文字の殺人 東野圭吾

    11文字の殺人 (光文社文庫)著者:東野 圭吾光文社(1990-12)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る
    「気が小さいのさ」あたしが覚えている彼の最後の言葉だ。あたしの恋人が殺された。彼は最 …

コメント

  1. basil より:

    だって東野さんタイトルの付け方がお上手ですもんね。
    きっとご本人の方がいいと私も思います。
    どんなタイトルだったのか気になります。

    • RYOJI より:

      ほんと、出版社都合で変えないで欲しいですよね。
      絶対に元のタイトルのほうがよかったです。
      読み始めたらすぐにわかります^^

  2. 苗坊 より:

    こんばんは^^
    確かにタイトルには惹かれませんでした。11文字の意味がわかって、あ、そうかと思ったくらいです。
    主人公の恋人を失った悲しみはあまりかかれていなかったですね。
    それでも、人に脅されても命を狙われても真相を突き止めようとするところは好感が持てましたし、それほど悔しくて悲しかったということですよね。
    ラストは意外性があって私も好きでした。
    事件の真相についても犯人も意外性があってよかったと思います。

    • RYOJI より:

      苗坊さん
      こんばんは。コメントありがとうございます。
      タイトル微妙ですよね^^改題しなくてもよかったと思っています。
      主人公の行動力はすごいと思いましたね。
      ドラマも見ましたが、やはり原作の方が素晴らしいと思います。

  3. キリン より:

    タイ人のきりんです。
    昨日、11文字殺人のドラマの方を見ました。
    とても面白くて、感動しましたね。
    原作はまだ読んでいませんが、とてもキチンとした話だと思いますね。

    1時間半ぐらいなので、そんなに死者が沢山出ないと思いきや、逆に4人の死者も出ていてドキドキ感がしましたね。

    凄い、凄い、凄いです。今タイではこの原作はタイ語に翻訳されていないので、私は挑戦して翻訳してみようかな!??

    • RYOJI より:

      キリンさん
      コメントありがとうございます。
      11文字の殺人のドラマは結構原作に忠実だったと思います。
      ただ、やっぱり比べるとどうしても原作の方が上だと感じましたね。
      ぜひとも翻訳に挑戦してみてください!


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