ゲームの名は誘拐



 

作品の概要

 

 

ゲームの名は誘拐

 

2002年11月19日 初刊行(光文社)
2005年6月14日 文庫化(光文社文庫)

 

広告代理店のエリートプランナー、佐久間俊介は
大手自動車メーカー・日星自動車のプロジェクトを進めていた。

プロジェクトは順調だったが、ある日、日星自動車の副社長・葛城勝俊の独断により、白紙に戻り、佐久間は担当を降りることになる。

これ以上ない屈辱を受けた佐久間はやりきれない気持ちで、葛城邸へ赴く。

その時、葛城勝俊の長女・樹理が塀を乗り越え、家出する瞬間を目撃する。
佐久間は樹理に近づき、あるゲームをしないかと持ちかける。

そのゲームとは「狂言誘拐」だった。
ゲームに絶対の自信をもつ葛城勝俊への挑戦は、
だれも予想しなかった結末へ。

本格長篇ミステリー。

補足情報

2002年11月19日 初刊行(光文社)
2005年6月14日 文庫化(光文社文庫)
2003年 藤木直人・仲間由紀恵主演で映画化(タイトルは「g@me」)

登場人物

佐久間俊介:広告代理店に勤務するエリートサラリーマン
葛城勝俊:日星自動車の副社長。娘が誘拐されるが・・・。
葛城樹理:葛城勝俊の長女
葛城千春:葛城勝俊の次女

感想

この作品を読んだのは、映画「g@me」が
公開された後でした。

ですので、佐久間=藤木直人さん、樹理=仲間由紀恵さんという
キャストを思い浮かべながら読むことができ、
かなりしっくり来ていました。

物語の前半~中盤にかけては「誘拐」がメインです。
身代金目的の誘拐という犯罪は成功率がとても難しいと思うのですが、
そこらへんは「さすが」と思わせるような内容でしたね。

ただ、ちょっと甘いのでは?と感じた部分もありますが、
作品が出版された当時と今の状況はかなり変わってきていると思いますので、
それはそれでいいのかな、と思います。
当時としては画期的な方法だったと思います。

誘拐事件が終わって、あれ?これからどうなるのかな?
と思って読んでいくと・・・。

なんか話がとんでもない方向に向いてきます。
これはちょっと予想できなかったですね。

そして、ラストはなかなかいい終わり方だったのでは
ないでしょうか。

ただ、若干不満も残ったのは事実です。
一部、釈然としない内容もありましたので。
※ネタバレになりますので、言及は避けます。

誘拐のハラハラドキドキ感は素晴らしいものがあります。

そして、その後の展開も
まさに東野ワールドではないでしょうか。

おすすめ作品です。

おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆



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2011年2月21日 | コメント/トラックバック(2)|

カテゴリー:本の感想

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コメント

  1. momo より:

     映画を観ました。
     急転直下の展開は、期待以上に楽しめます。
     東野圭吾さんも出演されておりDVD特典映像のインタビュー部分は、
     凄くお得感があります。
     藤木さんのイケメンぶりや仲間さんの小悪魔的演技も
     見応えがありました。

     ただ、RYOJIさんも書かれている様に犯罪の詰めの甘さには、
     ?な部分もありますけど、あの当時の最新IT技術を駆使し、高層階からの
     素晴らしい夜景や100万円もする外国製の冷蔵庫など、超セレブな生活を
     垣間見られる素敵なエンターテイメントでした。
     超面白い映画です!!

    • RYOJI より:

      momoさん
      僕もこれはDVDで見ました。
      藤木さんいいですよね!仲間 由紀恵が樹理役って僕個人的にはちょっと無いかなぁとおもって見てましたが・・・。
      これ原作とかなり違ってますけど、いい方に転がりましたよね!


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