白馬山荘殺人事件



 

作品の概要

 

 

白馬山荘殺人事件

 

1986年8月 初刊行(光文社 カッパ・ノベルス)
1990年4月 文庫化(光文社文庫)

 

『マリア様はいつ帰るのか?』
菜穂子の兄・公一は謎の言葉を残してこの世を去った。

公一の死に不審なものを感じた菜穂子は親友のマコトと共に、
兄が死んだ白馬のペンション「まざあ・ぐうす」を訪れる。
ペンションには公一が滞在していた時のメンバーが揃っていた。

公一の死の真相を調べていた2人は、公一が死ぬ1年前にも男が謎の死を遂げていることを突き止める。
公一と男の死、公一が残した不可解な言葉、そして「マザー・グースの唄」に隠された謎とは?

補足情報

1986年8月 初刊行(光文社 カッパ・ノベルス)
1990年4月 文庫化(光文社文庫)

主な登場人物

原菜穂子:大学3年生。兄の死について調べる。
沢村マコト:大学3年生・菜穂子の親友。

マスター:白馬のペンション「まざあ・ぐうす」のオーナー
シェフ:「まざあ・ぐうす」の料理長でマスターの親友
高瀬:「まざあ・ぐうす」の従業員
クルミ:「まざあ・ぐうす」の従業員

益田夫妻:宿泊客。夫はドクターと呼ばれている。部屋は「ロンドンブリッジとオールドマザーグース」
大木:宿泊客。甘いマスクで軽い性格。部屋は「セントポール」
上条:宿泊客。よくドクターとチェスをしている。部屋は「ミル」
江波:宿泊客。昆虫や鳥に詳しい。 部屋は「ジャックとジル」
芝浦夫妻:宿泊客。控えめな夫婦。部屋は「ガチョウと足長じいさん」
中村・古川:宿泊客。会社員二人組。部屋は「旅立ち」

村正警部:事件の担当した刑事
川崎一夫:宝石店経営者。不可解な死を遂げる。

感想

いろいろな「仕掛け」が楽しめる作品だったと思います。
読み始めてすぐに、まず一発騙されますしね(汗)

暗号解読、密室の謎など
本格的な「謎解き」を楽しみたい方にはいい作品だと思います。

僕は自分で「推理しながら読む」なんてことはできませんが、
主人公の菜穂子とマコトが徐々に真相に近づいていく様子は
読んでいてとてもワクワクしました。

ただ、本作の謎解きの肝でもある「マザー・グースの唄」については
ちょっと難解だったかなぁと思いました。
マザー・グースというものに興味が無かったし、予備知識もなかったので、
若干取り残された感じがありました。
あと、やっぱりちょっと年代を感じますね。初期の作品なので仕方ないですが。

それを抜きにしてもミステリーとしては十分面白い作品だったと思います。

最後の最後では、鮮やかというしかないぐらい、とても驚かされました。
驚愕の結末が用意されていますよ。

本格ミステリー好きで謎解きが大好きな方は
是非読んでみてください。

おすすめ度:★★★★★★☆☆☆☆



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2011年11月29日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:本の感想

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