白銀ジャック



 

作品の概要

 

 

白銀ジャック

 

2010年10月5日 初刊行(実業之日本社文庫・いきなり文庫化)
2011年11月17日 単行本化・愛蔵版(実業之日本社)

 

「我々は、いつ、どこからでも爆破できる」。
年の瀬のスキー場に脅迫状が届いた。

警察に通報できない状況を嘲笑うかのように繰り返される、山中でのトリッキーな身代金奪取。
雪上を乗っ取った犯人の動機は金目当てか、それとも復讐か。

すべての鍵は、一年前に血に染まった禁断のゲレンデにあり。
今、犯人との命を賭けたレースが始まる。

圧倒的な疾走感で読者を翻弄する、痛快サスペンス。
(「BOOK」データベースより)

補足情報

2010年10月5日 初刊行(実業之日本社文庫・いきなり文庫化)
2011年11月17日 単行本化・愛蔵版(実業之日本社)

主な登場人物

倉田玲司:新月高原スキー場の実質的責任者。索道部マネージャー、索道技術管理者
津野雅夫:新月高原スキー場索道部主任
辰巳豊:新月高原スキー場ゲレンデ整備主任

根津昇平:新月高原スキー場のパトロール隊の責任者
藤崎絵留:新月高原スキー場のパトロール隊員。元・スキー選手でオリンピックを目指していた
桐林祐介:新月高原スキー場のパトロール隊員

松宮忠明:新月高原ホテルアンドリゾート索道事業本部長
中垣:新月高原ホテルアンドリゾートのホテル事業本部長兼支配人
宮内:新月高原ホテルアンドリゾート総務部長
佐竹:新月高原ホテルアンドリゾート営業部長
筧純一郎:新月高原ホテルアンドリゾートの親会社である広世観光株式会社・社長
小杉友彦:社長秘書

入江義之:スキー客。1年前新月高原スキー場の北月エリアで妻を亡くす
入江香澄:入江義之の妻。北月エリアでスノーボーダーに激突され死亡する
入江達樹:入江夫妻の息子。目の前で母を亡くす

瀬利千晶:スノーボーダー。クロスの大会に出るため新月高原スキー場に篭っている
横内快人:千晶の従兄弟
横内幸太:千晶の従兄弟

増渕町長:北月町の町長
増渕英也:北月町長の息子

日吉浩三:スキー客。閉鎖中の北月エリアに関心をもっている
日吉友恵:日吉浩三の妻

感想

「いきなり文庫化」と銘打たれて刊行された作品です。
やっぱり文庫化ってのはありがたいと思う反面、
ハードカバーの立派な装丁が好きな僕はちょっと複雑だったり。

でもって、2011年11月になんと「単行本化」として刊行されましたね。
きれいな透明のカバーが付いてて、欲しくなってしまいました。

と、前置きはこの辺で、内容に行きたいと思います。

とてもテンポよく進んで行き、先が読めない展開でぐいぐい引き込まれて行きました。
面白かったと思います。

脅迫に関しては最初から不自然な点が多く、謎に包まれていて、
いろいろ推理してみましたが、当然のことながらかすりもせず。

東野さんのコメントで、
「いろいろと推理するだろう。残念ながらすべてはずれている」
とありましたが、いや、全くその通りになっちゃいました。

あ、著者のコメントはここで見れます ⇒ 実業之日本社文庫|白銀ジャック(東野圭吾)

真相にどんどん近付いていく時の感じは良かったですね。
意外で面白くてページをめくる手が止まらなかったです。

そして、東野さんの作品にしては珍しく(?)、とてもすっきりした
いい終わり方だったのではないでしょうかね。
読後感はとても爽やかでした。

老夫婦の正体に関しては、ちょっと強引というか、
うまく行きすぎてる感がありましたが、まぁでも素直に良かったです。

あと、僕はスキーやスノーボードは全く経験が無いので、
どこのエリアがどーなってとか、スキー場に関する描写は残念ながら全然理解できませんでした。
まぁそんなの関係なしに面白かったですけどね。

ラスト、いつものドロドロとかモヤモヤとかもなく
すっきりしたい方にはおすすめですね。

おすすめ度:★★★★★★★☆☆☆



タグ


2012年1月19日 | コメント/トラックバック(1)|

カテゴリー:本の感想

トラックバック&コメント

この投稿のトラックバックURL:

トラックバック

  1. 『白銀ジャック』 東野圭吾

    「東野圭吾」の長篇サスペンス作品『白銀ジャック』を読みました。
    [白銀ジャック]

    『ダイイング・アイ』に続いて「東野圭吾」の長篇作品です。
    「東野圭吾」作品は7作品連続ですね…

コメント


コメントをどうぞ

このページの先頭へ